2012年9月26日水曜日

ワルシャワ観光案内その3 ワジェンキ公園

ワジェンキ公園は、18世紀にポーランド最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキの命により造られた公園とのこと。
園内にあるワジェンキ宮殿(水上宮殿)は、王の夏の離宮だったのだそうです。

水辺に立つ宮殿

ワジェンキとは浴場のことだそうで、園内に離宮とその浴場がたくさんあったことからそう呼ばれたんだとか。

宮殿近くには円形劇場もある

ヴィラヌフとは違って自然のままな感じ(イギリス式って言っていいのかな)。
ひんやりして森の中にいるみたいです。
そして広い!

大きな木がいっぱい

リスも至る所に

クジャクに見入る子供達の姿も


ショパン像がある広場は残念ながらメンテナンス中でした。
本当はバラ園に囲まれているはずのショパンですが、盛り土と資材に囲まれていました(^^;)

しだれ柳とショパンの像


国立博物館の分館になっている宮殿は有料ですが、公園はもちろん無料です。
観光客も多いですが、市民の憩いの場にもなっている感じ。
私も近くに住んでいたら毎日でも散歩に来るのになぁ。


ワルシャワ観光案内その2 ヴィラヌフ宮殿

ヴィラヌフ宮殿は、17世紀末にポーランド王ヤン三世が建てた夏の離宮です。

中庭から宮殿を見たところ

宮殿内部と庭園はそれぞれ入場料がかかりますが、中庭だけなら無料です。
宮殿はバロック様式、庭園はフランス式とのこと。

宮殿内部は見応えのある博物館

宮殿にはフレスコが多用されている


宮殿も庭園も思いのほか広いので、両方見るなら少なくとも2時間はみておきたいところ。


手入れの行き届いた庭園

庭園から宮殿を見たところ

階段の下にも庭園が続き、さらに奥には大きな池が


ヴィラヌフへの行き方ですが、ワルシャワ中央駅から行く場合は、519番のバスが直通でした。

バスのチケットは、制限時間内乗り換え可のチケット(20分券、40分券、60分券がある)と乗り換え不可のシングルチケット(120分有効)があります。
ヴィラヌフまでは20分以上かかります。40分券よりはシングルチケットの方が安いので、そちらを購入しましょう。
検閲は割と頻繁にあるそうですよ。数回しかバスに乗っていない私でも1度あいました。

ちなみに帰りは、ヴィラヌフ始発の116番のバスで旧市街方面へ向かいました。こちらもやはり20分以上になるので、シングルチケットが必要です。

2012年9月25日火曜日

ワルシャワ スイーツ&カフェ案内

ポーランドの定番スイーツは、チーズケーキだそう。ベリーソースが添えられます。
ポンチキと呼ばれる薔薇ジャム入りドーナツも人気だとか。


私がいただいたのは、お食事案内でも紹介した A. Blikle ア・ブリクレというお店のチーズケーキとポンチキ。テイクアウトしました。

ポンチキ(左下)とチーズケーキ&ラズベリーソース(上段)

このお店のポンチキは超有名らしく、メニューに「我が伝説のポンチキ」と書いてありました(^o^) 薔薇ジャムはカシスみたいな感じ。ジャムの酸っぱさでさっぱりいただけますね。
ホームメイドチーズケーキはスフレタイプでふわふわ。濃厚ですが、ラズベリーソースをつけていただくとこれまたさっぱりです。
私はチーズケーキの方が好き! ちなみにダンナはポンチキ派(^o^)


滞在中いちばん通ったのが、老舗のチョコレート屋さん E. Wedel エ・ヴェデル直営のカフェ。
お食事案内でもご紹介した素敵な内装の路面店は、新世界通りと Centrum 駅の間あたりにありますが、中央駅隣接のショッピングセンター ズウォテ・タラスィにも直営カフェがあり、ほぼ同じメニューが楽しめます。

このお店のホットチョコレートにはミルクとビターがあって、ダンナが行くたびに頼むほど気に入っていたミルクは、濃厚なドリンクタイプのココアです。
一方、私が一度だけ試したビターは、ミルクで薄めていないホットチョコレート。ドロリとしたチョコをスプーンですくって舐める感じで、一緒に水が出されるくらい最上級の濃厚さです。
チョコレートソースみたいな感じ?とか想像してるなら全然甘いですよ! 喉にとどまって飲み込めないくらい濃厚なんだから(^_^;)

ダンナはミルクホットチョコレート、私はエスプレッソマキアートで、好きなチョコレートを数粒選んで一緒にいただくというのが、この店での私たちの定番でした。

チョコレートのプレゼンテーションが素敵


他に美味しそうなケーキを置いていたカフェは、Batida バティダ。クラクフ郊外通りの無名戦士の墓近くにあります。
私がいただいたのは、ラテ・クレームブリュレというアレンジコーヒー。少しお値段高めな印象のお店です。

物珍しさで頼んだラテ・クレームブリュレ


ワルシャワにはスタバ的なカフェもたくさんありました。それこそ1分歩くとカフェがあるくらいの印象でしたね。
たいてい Wifi が使えるので重宝しました。


ワルシャワお食事案内

ポーランドの伝統料理といえば、まずはピエロギと呼ばれる餃子でしょうか。
形はまさに餃子で、具は肉だったりチーズだったり、調理法は茹でてあったり揚げてあったりと、お店によって違いがあります。
サワークリームをつけていただきます。

それからジャガイモのパンケーキ。
私がいただいたのは A. Blikle という店のものですが、中はねっとり外はカリカリに揚げ焼きしたジャガイモのパンケーキに、鶏肉とキノコのソテーが乗っていました。
こちらもサワークリームが添えられています。

ジューレックというスープもよく見かけました。
少し酸味のあるスープで、ソーセージや茹で卵が具として入っています。


さて、今回お食事を楽しんだレストランがこちらです。

ガイドブックの筆頭を飾る有名店  U. Fukiera ウ・フキエラ。旧市街広場にあるポーランド料理のレストランで、美しいエントランスが目を引きます。

U. Fukiera の入り口。素敵!

店内も美しそうなのですが、なにぶん荷物を紛失して私はジーンズしか着るものがありません。服装もカジュアルだし、天気もいいし、人魚像を臨むテラスでランチをいただくことにしました。
お料理はさっぱりとライトな感じで食べやすかったです。

鶏胸肉のソテー ヨーグルトソース

レストランなどでは落ち着いて眺めも良い窓際席を選ぶ人が多いと思いますが、その感覚で私たちもテラスの人魚像側の辺に接する席に着きました。
一見特等席のようですが…次々と物乞いの母子がやってきて小銭を要求するので落ち着いて食事ができません。
旧市街広場のテラスで食事をするなら内側のテーブルに着くことをオススメします。


ランチに調度いいカフェレストランが A. Blikle ア・ブリクレ。新世界通りにあるケーキ屋さんで、ポンチキ(薔薇ジャム入りドーナツ)で有名ですが、ポーランド料理の食事もとれます。

ポテトパンケーキ(手前)ピエロギ(奥)

ピエロギ(餃子)などの伝統料理と、ポンチキ(薔薇ジャム入りドーナツ)やチーズケーキなどの名物スイーツが一通り揃っているので、ポーランドの食体験に最適かも。


軽めのランチなら E. Wedel Pijalnia Czekolady エー・ヴェデル・ピヤルニャ・チェコラディもオススメ。新世界通りと Centrum 駅の中間あたりにある老舗のチョコレート屋さんですが、サラダやサンドイッチなどの軽食もいただけます。

クラシックなカフェラウンジ
老舗ならではの内装が素敵!
サンドイッチも一手間かかった上品な味で美味しかったです。

パンはバゲットかフォカッチャを選べる温かいサンドイッチ。
奥はサラダ。バゲット付き。
食後は、好きなチョコレートを選んで、コーヒーやホットチョコレートと一緒にいただきました。このお店のミルクホットチョコレートはダンナのお気に入りです!


そして、いちばん美味しかったレストランが、マリオットホテル内にある Parmizzano というイタリアン。
もちろん安くはないのですが、東京でこのレベルのイタリアンをいただくことを考えたら高くはありません。
ディナーをいただきましたが、パンからして絶品! 

タプナードをつけていただくパン。美味しくてビックリ!

アンティパストミストを二人でシェア

きのこフェアだったので主菜に森のきのこのリゾット


ワルシャワにはイタリアンレストランが割と多く、イタリアの食が根付いている感じがあります。
お寿司も人気らしく、街のあちこちに寿司レストランがあるので、お米が恋しくなったときにも安心ですよ。

ショッピングセンター ズウォテ・タラスィ内の HANAsushi


2012年9月24日月曜日

ワルシャワ観光案内その1 旧市街近辺

ワルシャワでまず行くべきは、新世界通り(途中でクラクフ郊外通りと名前が変わる)、旧王宮、旧市街、バルバカン(城の外堡)のルートでしょう。
ショパン所縁の場所も、コペルニクス像も、無名戦士の墓も、大統領官邸も、有名なレストランやカフェも、粗方このルート付近にあります。

クラクフ郊外通り

旧市街や旧王宮は、第二次世界大戦で破壊されたものを世界遺産に登録されるまでに復元したのだそう。古いけど新しいんで、旧王宮内部なんかピカピカな感じ(^。^)

旧王宮にある王冠の間

旧王宮前の王宮広場には、ポーランドの首都をクラクフからワルシャワに移したジグムント三世の碑がそびえ立ちます。

台座、高っ!


旧市街の中心にある広場には、剣と盾を持つ人魚像があります。人魚はワルシャワのシンボルらしく、旧市街広場以外にヴィスワ川にかかるシレナ橋にも人魚像がありました。

旧市街広場の人魚像


ショパンがらみでオススメは聖十字架教会かな。ショパンの心臓が納められている煌びやかな教会です。

ショパンの心臓がここにあるそう

ショパン博物館は事前予約が必要とガイドブックにはありましたが、私の滞在した九月後半には必要ないようで、おまけに火曜は無料でした(^-^)


ちょっと珍しいのが、サスキ公園入口にある無名戦士の墓。墓に灯された平和の炎を2人の衛兵さんが直立不動で守っています。

無名戦士の墓を横から見たところ
近くを通ったら衛兵さんが目だけでチラッとこちらを見たような…(^。^)
神聖な任務を遂行中ゆえ露骨にカメラを向けるのが憚られたけど、観光客の写真に撮られるのもお仕事のうちだと思ってますよね(^_^;)
1時間ごとに行なわれるという交代式を見られなかったのが残念でした。

2012年9月22日土曜日

預け荷物紛失@ワルシャワ

ワルシャワに行ってきました(^-^)
初ポーランド(^O^)

フライトは成田から、アムステルダムとパリで乗り継ぎ、ワルシャワというルート。
普段はダンナと私それぞれ一つずつキャリーを預けるのですが、今回のように乗り継ぎが二回ある場合は預け荷物が出てこない確率大ですから、二つのキャリーのうち一つを機内持込みにしました。

正解(-。-;
預け荷物は案の定紛失です(ーー;)

でも2日以上届かなかったなんて初めて(>_<)
結局どこにあるのか分からないまま帰国の途につきました(-。-;
このまま見つからないなんてことになるのかなぁ(T_T)


ポーランドの通貨はズウォティ。
成田では扱ってる換金所が少なく、レートもよくありません。
ワルシャワ到着が21時を過ぎるので念のため最小限の換金をしておきましたが、ワルシャワ空港でも中央駅地下でも換金所は夜も開いていました。
レートはCentrumLIM地下の換金所が一番、中央駅地下通路の換金所が二番めに良さそうでしたね。


滞在先はワルシャワ中央駅前のマリオット。
空港からタクシーで40ズウォティ前後です。
サービスもよく快適なホテルですが、九月下旬からオフシーズンに入るのでしょうか、気温の急降下と同時にホテルは団体客で大混雑に(^^;;
ホテル内の物価が高いのは仕方ないとしても、この時代にWIFIが有料で一日10ユーロってのはさすがにねぇ(ーー;)
一方、市内のカフェやレストランでは大抵WIFIが使えて助かりました(^^)
ちなみにポーランドは枕銭文化みたいです。
チップ文化の土地でチップを置くことは、自分が快適に過ごすためにも大事ですね。
朝食ビュッフェはかなり豪華(^O^)
エッグベネディクト(クロックマダムの目玉焼きがポーチドエッグになった感じのもの)があったり、味噌汁とかキムチなんかもあるみたい。オムレツも目の前で作ってくれます。
プールやジャグジーもあるのに、水着は紛失した預け荷物の中でした(T_T)


中央駅近くの文化科学宮殿はスターリンからの贈り物だとか

2012年9月7日金曜日

円明園@北京

円明園に行きました。
滞在先の清華大学の西門から歩ける距離にあり、パックツアーでは行かなかったので、この機会に是非と思っていた場所です。




円明園はアロー戦争で廃墟と化した清朝時代の庭園。一画に遺跡が残ってはいますが、大半は美しい庭園として憩いの場になっています。



観光地というより庭園散策の感覚で楽しめる穴場じゃないかな。

初めてなんで遺跡と模型展示館(別途料金がかかる)も見たけど、次からは庭園だけで十分楽しめそう。
色々な種類の蓮が見られる美しい庭園です。
何じゃその葉っぱは!と突っ込みたくなる蓮がありましたよ(^O^)




ちなみに遺跡にはバロック様式が見られるのが珍しい。




さて、御多分に洩れず広大な敷地なので、まずはお目当ての遺跡まで直行し、続いて模型の展示館を見たら、もう歩いて戻る気力がありません(^_^;)
頤和園ですっかり味を占めた船で戻ることにしました。



頤和園の広々とした湖とは違って、見渡す限り蓮の葉が広がる池です。
船は頤和園と同じタイプ。10人ほど乗せた船を先導さんが櫂一つで漕ぎ、蓮の葉の間をゆらゆらと進んでいきます。
何とも風流ですなぁ(^-^)
お疲れ様です、船頭さん。


メンテナンス作業も船で。趣あります。


個人的にかなり気に入った庭園でした。
ゆえに翌日もう一度訪れました(^_^;)
今度は庭園だけのチケットで。

前日には行かなかったエリアに行ってみようと、入り口にいちばん近い船着き場から庭園の奥(遺跡前)まで船に乗ることにしました。
こちらは人力ではなくモーターで走る船。途中で乗り継ぎ。
かなり早く着くのですが、風情がないわぁ(^_^;)
船は手漕ぎをオススメします。




ろば食べた

ダンナの仕事仲間の方がランチに誘ってくださいました。
確か海鮮鮮とかいう名前の飲茶の店です。

席に着くとまず出されるのが、何と餃子の茹で汁! これを飲みながら餃子を食べると消化がいいとのこと。蕎麦湯の感覚?

ツマミにと頼んでくださったのが、何とロバの肉! 初めて食べたけど、歯ごたえのある豚肉みたいな感じかな。




それにしても中国の方々は色々なモノを召し上がりますね。
前回来た時に行った北京ダックの店ではアヒルの水掻き(これ、中国の方お好きですよね)とサソリが出たけど、食べられなかったな~(^_^;)
今回の滞在中にダンナはカエルの肉とか竹(タケノコじゃなくて竹)を食べたみたい。

とある中国の方がおっしゃるに「足が4本あるモノで中国人が食べないのはテーブルだけ、空を飛ぶモノで中国人が食べないのは飛行機だけ」だって(^O^)


2012年9月5日水曜日

しゃぶしゃぶ@北京

故宮に付き合ってくれた学生さんが、毎週のようにルームメイトと食べに来るというお店に連れてきてくれました。
その名も xiabu xiabu しゃぶしゃぶ(^-^)
台湾系のチェーン店のようです。いつも大混雑なんだって。

テーブル席もあるけどカウンターがメインな感じ。回転寿司の店内に似てるかな。
カウンターテーブルには座席の数だけ穴が空いていて、そこに鍋をスポッと入れ、各自が一人しゃぶしゃぶを楽しむという仕組み。

まずは鍋のスープを選びます。辛いもの好きのダンナは真っ赤な麻辣、辛いのが苦手な私はクリアなスープ、学生さんは新登場のトマトのスープです。他にカレーとか酸辣とかありましたよ。
次に、リストになってる注文票の食べたいものにチェックをして店員さんに渡します。店員さんが値段を計算し、先に支払いを済ませます。
後は、運ばれてきたものをガンガン食べるだけ(^-^)/
牛肉、羊肉、魚、海老、豆腐、湯葉、キノコ、海藻、海老のすり身団子、じゃがいも、大根、白菜、青菜、麺なんかを濃厚な胡麻ダレでいただきます。

野菜たっぷりで胃にもやさしい(^-^)
真夏にしゃぶしゃぶ、美味しかったなぁ(^O^)


2012年9月4日火曜日

故宮@北京

前回のパックツアーで見足りなかったもう一つの名所、故宮を訪れました。
再び学生さんが付き合ってくれます。

球を持つ雄(向かって右)は権力を、子をあやす雌(左)は繁栄と存続を表すそう。

土曜の朝は渋滞が少ないということでタクシーで行ったのですが、降りた場所は出口専用の神武門付近。
路線バスで入口の午門へ移動ですf^_^;)
どうやら午門付近には車が停まれないみたい。

それからチケットの購入には要注意です。
天安門用や故宮用など、付近にチケット売場が幾つかあって紛らわしい感じ。


さて、いざ中に入ると…すっさまじい観光客の数!
暑さと人混みで、めげそうです。ファイト!

太和門をくぐると公的エリアである外朝。公式行事を行う太和殿、その控えの間の中和殿、科挙の試験が行われたという保和殿と進みます。



続いて乾清門をくぐると皇帝一家の私的エリアである内廷。三つの宮殿を抜けると故宮で最も美しい場所と言われる御花園に出ます。



通常ここまで2時間と言われますが、前回も見ているので45分で突破(^。^)
アイスキャンディーでリフレッシュし、いざ今回の目的のエリア、外東路へ。

別途料金がかかるエリアなので空いてます。生きた心地がする(^。^)

目的その1は九龍壁。皇帝を表す黄色の龍を中央に、9匹の龍が並ぶ瑠璃装飾の壁です。左から3番目の龍の一部に木片が使われているのは、うっかり瑠璃片を壊してしまった職人たちによる隠蔽工作だとか(^_^;)



目的その2は暢音閣と閲是楼。京劇の舞台と観劇用の建物です。カウチな座椅子もあったりして優雅な観劇だったみたい(^-^)





こうして約2時間。効率よく回れて良かった(^-^)

帰りのタクシーは神武門付近では車が停まれないので、交差点まで500mほど歩いて拾います。
北京のタクシーは難しいですね。頤和園から帰る時は近すぎると断られ、今回は遠すぎると断られたようです。
ま、全部のタクシーがそうではありませんが。



2012年9月3日月曜日

頤和園@北京

前回北京に来た時は、日本語の出来る現地ガイドさんが付きっきりで世話してくれるパック旅行でした。パック旅行って初めてだったのですが、流石の効率で見所を網羅するんですね。
そんな中で、ちょっと見足りなかったと思った場所が頤和園でした。西太后の愛したサマーパレスです。

頤和園のシンボル佛香閣

今回は空港に来てくれた学生さんが付き合ってくれて、二度目の頤和園へ。
入園した途端に現地ガイドに捕まり、中国語の説明を学生さんが英語で私達に訳してくれるという予想外の事態になってしまいました(^_^;)
文昌院、佛香閣など別料金の所にはガイドは入らず外で待っています。そして最後に土産物屋に連れ込まれるという、パックツアーでも経験したパターン。
やれやれ(^_^;)



頤和園最大の見どころは、約800mの長廊。湖からの風を受けながら梁に描かれた絵を眺めて歩く回廊です。
ただ歩くだけでも楽しい。もう少し人が少なければ(^_^;)



長廊の途中で頤和園のシンボルタワー佛香閣へ。
最初は緩やかな屋根付きの階段なのですが、途中から屋根なしの急な階段になって、炎天下に登るのはちょっと大変でした。
塔内部には大きな千手観音像があり、前には透明な賽銭箱が。
お賽銭の慣習は一緒ですが、お参りの仕方はちょっと違って、こちらでは三回礼をするんですね。



清晏舫という石の船の所でガイドと別れ、今回いちばん行きたかった蘇州街(ここも別料金)へ。蘇州の街並みを再現した一画で、土産物屋や飲食店があります。
ここでランチをとったのですが、意外にも美味しくてビックリ! トマトと卵の炒め物をご飯にかけた簡単なものなのですが、かなり好みの味でした(^。^)




疲れたので、蘇州街から船に乗って入口方面に戻ります。
蘇州街から南湖島まで行くには途中で二回船を乗り継いで、所要時間は40分くらいかな。
三艘の船のうち二艘は何と手漕ぎ! 十人乗りくらいの船を船頭さんが櫂一本で漕いでいきます。
湖の風が気持ちよくてリラックスした〜(^-^)



南湖島に着き、もう一つの頤和園名物十七孔橋を渡って頤和園巡り終了です。
ほぼ全部廻った形なので、ランチを入れて5時間くらいはかかったんじゃないかな(^_^;)
お疲れ様でした。