2012年8月1日水曜日

"Malbouffe"(悪しき食)について考える

友人夫婦とパリでランチ。食材は全てオーガニックを買っている彼らが提案してくれたのは、マレ地区のレストラン La Chaise au Plafond です。

このお店は隣接するレストラン Les Philosophes とキッチンを共有しているとのこと。Les Philosophes には何年か前に行ったことがあり、美味しかったと記憶しているので、期待できそうです。

友人の話では、このお店のシェフ達はフランスの食事情について懸念を示し、左派新聞 rue 89 とともに映画を製作、フランスのシェフ達がちゃんと料理を作っていないと批判したのだとか。
このお店では冷凍などでなく新鮮な(時にはオーガニックの)素材を用いているのだそうで、それが友人のお目にかなったというわけです。

いただいたのは、壁に書かれた「本日の料理」から、前菜にズッキーニのスープ、メインは鱒です。
ボリュームあります〜! 野菜もたっぷり添えられてるし、メイン一品で十分だ〜!
残念ながらデザートの入る余地なし。食後はコーヒーのみにしました。

CP高し! 人気なのもうなずけます。
小さな店内もテラスも満席でした。



余談ですが、この日の午後、ゲイ・プライドが予定されておりました。
実はこの店の界隈、そちら系の方々のエリアとしても知られているそうで、近隣の通りにはゲイ・プライドのシンボルである色とりどりの風船が飾られていました。

ホテルのあるモンパルナスまでバスで戻ろうと思ったら、行進がモンパルナスからバスティーユまでということで、バスは一部運休。やむなくメトロでモンパルナスへ。

すごい数の見物人の中、大音量で延々とパレードが続いておりました。
トラックの荷台で短パン一丁で踊る男性、男同士でサルサを踊りながら進んでくるグループなど、思い思いの趣向でお祭り気分を盛り上げます。



初めて見ましたが、何というか、少し世界観が変わりますね。
いい経験でした。
私もがんばろっ!(←何で?)


1 件のコメント:

Kazu さんのコメント...

おお(^-^)。