2009年6月23日火曜日

パリ、ストラスブール、ビアリッツ その1

2009年6月5日(金)〜20日(土)
フランスのストラスブールとビアリッツへ行ってきました。まずはパリに2泊。食事は愛用のRoutardのレストランガイドでホテルの近場(今回は8区)を探します。初日の夕食はL'appartというバーレストラン。自家製フォアグラがおいしかった。翌日はLaduréeで朝食の後、装飾美術館(写真)を初見学、昼食は2度めの訪問となるレストランL'ardoise。おいしいんだけど重いんだなぁ。夜はご存知Laduréeのマカロンを手土産に(買うのにかなり並んだ〜)郊外の友人宅へ。アペリティフは16歳の長男、前菜は奥様、メインのローストビーフは次男、添え物はご主人、デザートのチョコムースは18歳の長女が作ったとのこと。お皿を並べるのも料理を配るのも3兄弟。子育ては厳しく行うお国柄なのでした。

翌朝TGVでストラスブールへ。パリからノンストップで2時間。爆睡。
ストラスブールには5泊6日です。到着は日曜。フランスでも信心深い町として知られるそうで店はほとんど開いていません。TGVに乗る前に東駅で買ったRoutardのガイドブックで日曜に開いているレストランを探し、昼食。Le Penjabというインド料理。なんとミシュランやゴーミヨにも載ったお店。繁盛してました。それからカテドラル前の広場へコーヒーを飲みに。間近に見上げるノートルダムが圧巻! 夕食はホテルのルームサービスでこの地方の郷土料理タルトフランベなるものをオーダー。薄いパリパリ生地にカルボナーラソースを塗った感じ。
翌日はカテドラル前のパティスリーChristian(2階がサロンドテ)で朝食。10年ほど前、初めてストラスブールに来たときに見つけて気に入った店で、この滞在中も3回寄りました。La Petite Franceと呼ばれる界隈(写真)を散策し、昼食はRoutardで見つけたアルザス料理のL'Ami Schutz。イル川沿いの木陰の庭で気持ちのよい食事。平日昼のビジネスランチは飲み物込みだったため安くあがってビックリでした。夜はどうしても醤油味が食べたくなったダンナ様が自らネットで探した中華。

3日目はChristianでの朝食の後、ノートルダム(写真は夜のもの)を見学。人気スポットは朝が空いていてオススメです。一人の昼食は軽く済ませたいのでサロンドテにて。クラッシックなWinterでフランスの高齢化社会を垣間見つつサラダ一品のランチ。サラダだって食べきれない量ですけどね。午後はパリで会う友人の誕生日プレゼント探し。カテドラル近くの美術館ショップでドイツ人女性作家の作品という猫のペンダントを買いました。夕食は今回のストラスブール滞在での掘り出しものTiger wok。和、中華、インド、タイなどの混合テイストで、日本では出会えない焼きうどんなどが味わえるカジュアルな店です。wok(中華鍋のこと)は自分で具材やソースを選んで炒めてもらうシステムで、アジア系レストランの新定番として人気みたい。何と支払いはテーブルではなくキャッシャーで。チップを置く人もその額も減ってきている様子のフランス、チップ文化はいよいよ終焉を迎えるのかもしれません。


4日目は美術館巡りの日。2カ所以上見るなら1日券がお得ですが、この町の美術館は午後しか開いていません。まずはRohan宮殿へ。中には装飾(写真)、考古学、絵画の3つの美術館があって優に2時間はかかりました。休憩がてらChristianで昼食代わりのケーキを食べ、ノートルダム美術館へ。小さいようで見応え十分です。ここでやめときゃよかったのですが、欲を出して現代美術館を目指したところ思いのほか遠くて着いた時にはもうぐったり。心地よい高台のカフェテラスで英気を養ったものの集中力は回復せず。現代アートゆえに壁にかかった黒いジャケットが作品なのか監視員が脱いだ上着なのか判断がつかない始末。駆け足で見て帰途につきました。夕食は回転寿しスタイルのMoozé。日本人客は珍しいのか、店員さん、隣に座ってた地元のカップル、東南アジア系の料理人さんなどと話がはずみ、楽しい一時でした。

5日目は本屋Fnacでビアリッツの載ったRoutardのガイドなどを買い込み、昼食はサロンドテAu fond du Jardinへ。メニューを見ても料理がさっぱり分からず、男性店員さんの詳細な説明を聞いてようやく店のコンセプトが理解できました。旅をテーマに一風変わったヘルシー料理が振る舞われるロマンチックな内装のお店(写真)です。午後はRépublique広場などドイツ地区を散策。夕食は再びTiger wokです。この店、気に入ってしまいました〜。
6日目はホテルのチェックアウトを済ませてから午前中にChristianとLa cure gourmandeでチョコレートを買い、 St-Pierre-le-Jeuneプロテスタント教会を見学。旧教と新教の間で揺れ動いた歴史を持ち、一時は両者が壁で内部を2つに仕切って使っていた教会です(現在は同名のカトリック教会が別に建てられています)。ロマンとゴシックの混ざった珍しい造りで個人的にはオススメ。荷物を駅で預け(有料)、昼食は駅近辺で見つけたThai wokでビュッフェ。やはり偶々入った店というのはイマイチなことが多い。信頼できるレストランガイドは旅の必需品ですね。それからTGVでパリまで2時間。またも爆睡でした。

2 件のコメント:

Kazu さんのコメント...

おお。ストラスブールはいい写真ですね。ビアリッツはどうでした?

Satoneko さんのコメント...

も、もうちょっと待ってね。頑張って書きますので。