2013年6月4日火曜日

ビーチレストラン

南仏の海辺でよく見かけるのが、ビーチレストラン。
レストランがビーチスペースを持っていて、食事をすれば無料でビーチスペースのサンベッドとパラソルを使えるというシステムです。

サンテギュルフ滞在中に二度ほど Maiva というビーチレストランに行きました。
11時過ぎに店に入り、まずサンベッドでアペリティフ。ひと休みしたら店内(といってもテラス)でランチ。そして再びサンベッドに戻って食後のコーヒーと昼寝という至福のひととき(^.^)

こちらのお店、仏像などが飾ってあったり、仏陀の手の形の椅子があったりするアジアンテイストのオシャレなレストランです。
メニューにもアジアンテイストのお料理があって、醤油風味が恋しくなってきた頃に有難い存在でした。



赤い岩とフォアグラ

南仏では所々で赤褐色の岩肌を持つ山を見かけます。
ロックブリュンヌ-シュール-アルジャンは、そんな赤い岩山がシンボルの村。
岩山の麓にある小さな湖の畔のレストラン Restaurant du lac でランチをいただきました。

美味しかったのは、前菜に取ったフォアグラ。
自家製の赤玉ねぎのコンフィとフォアグラの相性が抜群で、改めて組み合わせの妙というものを実感した一品でした(^-^)

リーズナブルなお店なのですが、量は多いなぁ。
フォアグラ一品で済んだら量的にも大満足のお店だったんだけど、メインにパスタを取ったのが失敗でした。お腹いっぱいで全然手が出ない…

南仏はイタリアに近いせいか、パスタがメニューにあるお店が多いですね。




2013年5月28日火曜日

ル・トロネ修道院で共鳴する歌声

南仏ヴァール県の中央あたりにあるル・トロネ修道院を訪れました。
プロヴァンス地方にあるシトー会修道院のうちのひとつです。

1時間ほどのガイドツアーで、ワインやオリーブオイルを造っていた貯蔵室、水場のある回廊、毎朝の集会室、共同寝室、教会と巡って行きました。

ガイドツアーのハイライトは、ガイドさんが教会の中をゆっくり移動しながら歌って、この修道院独特の共鳴を体感させてくれること。
声が長く残って重なっていくため、一人で歌っているのにまるで何人かで歌っているかのように聞こえます。
素敵な声のガイドさんだな~と思ってはいたのですが、最後にこんな演出が待っていたとは!
感動しました。

複数のガイドさんがいるのか、また他のガイドさんも歌うのか分かりませんが、私がお世話になったガイドさんは確かアントワンさんというお名前の男性。

忘れ難い経験となりました(^-^)





2013年5月23日木曜日

チーズ屋さんで食事@フレジュス

南仏のヴァール県にあるフレジュスという町を訪れました。

フレジュスという町の名は、ラテン語で「ユリウスのフォーラム」を意味する表現に由来するそうで、カエサルによって築かれた町なんだとか。
ローマ時代には地中海の主要な港の一つだった所だそうです。

細い道が入り組む可愛らしい町。

見所は、大聖堂と回廊と洗礼堂。
回廊と洗礼堂は有料で、洗礼堂はガイドツアーでなくては入れないみたい。
時間の関係で一人で回ったんだけど、ちょっと料金が高くない⁇って感じでした。説明を聞きながら洗礼堂も見たら納得のお値段だったのかなぁ…。


この町いちばんのヒットは、お昼を食べた Mon Fromager というチーズ屋さん。店先にテーブルを並べて、一品で食事になるサラダなどを提供しているお店です。

ひょえ~‼という大きさのお皿に、例えばシーザーサラダなら新鮮な生野菜、柔らかく焼けたチキン、山盛りのチーズ(さすがチーズ屋さん!)などがドドンと盛られて登場。

これがと〜っても美味しいの〜(≧∇≦)

ダンナも気に入って、翌日の晩ご飯にも行っちゃいました(^-^)

この日のメニューはステーキまたはホタテのソテーにチーズのソースで和えたラビオリ添え。
こちらも美味しい〜(≧∇≦)
夜は温かい食事が欲しいので嬉しかったです。

また機会があったら行きたいと思うお店でした(^-^)




2013年5月22日水曜日

南仏の海辺にて

南フランスの海沿いの町に来ています。
毎度ながらダンナの仕事に便乗しての、一足早いバカンスです(^.^)

パリに一泊して翌日ニースまで飛び、レンタカーでヴァール県のサンテギュルフという所までやってきました。

初日は、日が射したかと思えば突如大雨の繰り返しで、寒くてビックリ(夜にはダウンを引っ張り出すほど寒かった!持って行ってよかった~)。
幸い翌日以降は天気に恵まれて一安心です(^.^)

空気は乾いていて、涼しくて快適(^-^)
でも陽射しはジリジリと痛いくらいです。
日中と朝晩の気温差が大きいですね。

まだシーズン前ですが、昼頃は海辺で体を焼いている人々が結構います。
水温は低そうですが、泳いでる強者も(^.^)

青い空と青い海。
何故この場所が人々を惹きつけるのか、一目見ればわかりますね(^-^)



2013年3月30日土曜日

西洋美術館@上野

上野の西洋美術館にラファエロ展を見に行ってきました。
何と抽選に当たって招待券いただいちゃったの~*\(^o^)/*


「大公の聖母」


春休み中とはいえ平日なのに結構な人出で、混雑が苦手な私は少し離れた所から人の頭越しに絵を眺めて行きました(^_^;)

目玉の『大公の聖母』ですが、もともと描かれていた背景が、後に別人の手で漆黒に塗り潰されたのだそうで。
漆黒の背景が流行してた時代があり、その時期に傷みの激しかった背景部分に手が加えられたのだろうとのことでした。
もともとは屋内の背景が描かれていたみたい。



企画展だけだとちょっと物足りない印象だったのですが、同じチケットで常設展も見られたので、2時間以上かけて全部見て回りました。
こちらは空いていたので、一つ一つ間近でじっくり見られて満足(^^)
この美術館、来たことなかったかも。
ロダンの彫刻が結構あって、モネの睡蓮やルノワール、藤田やピカソなんかもあるのね。


ピカソ



美術館って海外旅行先では良く行くけど、国内では意外と足を運んでなかったな〜。
何か久々に文化的な時間を過ごせて楽しかったです(^-^)

ちなみに上野公園は昼間から花見客でいっぱいでした(^.^)






2013年3月25日月曜日

アトリエ コータ@神楽坂

陽気が春めくと途端に人が増える神楽坂。
趣のある細い路地をカメラ片手の人々が行き交います。




神楽坂は一人で行くことが多い場所なので、なかなか食事らしい食事をする機会がないのだけど、入ってみたいな〜と思う素敵な佇まいのお店がたくさんありますね。





先日はランチがてら、カウンターでデザートがいただけるという アトリエ コータ さんにお邪魔しました。
目の前でクレープやパンケーキを焼いて、出来立てを出してくださいます。

私がいただいたのはオレンジのクレープシュゼット。
オレンジを剥き、クレープを焼き、お酒をフランベし、盛りつけてバニラアイスを添える。こちらが食い入るように一連の動作を見つめていても、コータさん(ですよね、確認してないけど)は動じず淡々と作業を進めていきます。

出来上がったのは、デコラティブでも奇をてらった感じでもない、シンプルでクラシックな一皿。
熱いクレープと冷たいバニラアイスの組み合わせを楽しめるのは、目の前で仕上げるスタイルならではですね〜(^^)
コーヒーのお供にと出してくださったサブレもとっても美味しかったです。

テイクアウトのケーキを買いにくるお客さんもひっきりなしでした。
今度は私もお菓子を買ってみよ。サブレ、超好みだったし(^.^)

土曜日は11時からカウンターでいただけるそうですが、2時頃には混んでしまうそうです。
昼前ならすぐ座れて、コータさんとちょっとお話ししたり、テイクアウト用のケーキを作る様子も見られたりしますよ。


Atelier Kohta
名付けて:お寿司屋さん風デザート専門店
どこが好きって:プロの仕事を間近に見られるところ
出で立ち:女の子はカウンター用の高い椅子に座りやすい格好でね
お財布:カウンターデザート 950円〜
場所:神楽坂
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13136823